中国で今、伸びている産業を挙げよ、という話があるとすると、間違いなくひとつあげられるものに、「風力発電」があります。
2006年の国家発展改革委員会発表以降、新エネ事業一つとして、国・地方政府を挙げて様々なプロジェクトが進行しています。
例えば、風力発電機の製造・販売を行っている「金風科技」は、ここ8年間100%の成長率を維持し、今後期待される大型の風力発電機の研究開発においても、急速にピッチを上げてきています。
下にあるグラフが、中国における風力発電機・製造メーカーブランドのシェアです。
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2008年のデータでは、25%のシェアを有しています。
また、今年度は、生産能力を拡大させるために、北京郊外に生産工場・修理センターを設立するなど、サービス体制の確立にも努めていくことが発表されています。
特に、これまで設置された風力発電装置は、故障率が高いことも報告されているために、こういったメンテナンス体制の拡充が今後の事業展開に役立つのかもしれません。
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