先日、ドイツから帰国した人が、興奮気味にビデオを見せてくれたのですが、
「ドイツの観覧車は回転速度が異常に速い」らしいです。
日本の代表的観覧車は、どこもおそらくゆったりと回転して、乗っている人もおそらく、速度で満足を得ようという人もいないと思うのですが、考え方によってはスピード感重視でもおかしくはないと思います。
所変われば、観覧車も変わる、ようです。
現在、世界で大型の観覧車といえば、シンガポールの「シンガポール・フライヤー」が有名ですね。黒川紀章氏デザインで、三菱商事と三菱重工が作ったそうですが、この観覧車の「世界一」の冠は、短い期間で北京に譲ることになります。
北京で建設が予定されているのは、「北京朝天輪」という観覧車で、地上208m。シンガポールフライヤーよりも40mほど高くなります。
しかし、中国ではさらに大型の観覧車の建設が発表されています。
水平ではなく、傾いているようです。
広州のテレビ塔に併設される観覧車で、地上450mのところに設置されています。
紹介の記事を見てみると、これまでの観覧車とは少し雰囲気が違います。
広州日報 http://gzdaily.dayoo.com/html/2009-03/17/content_503884.htm
観覧車を見るたび、私のようなせわしい人間は「どうせならエネルギーに変換すればいいのに」
と思っていましたが、やっぱり世の中には同じようなことを考えている人がいるものなのですね。
「風力発電と観覧車の一体化」というのは、一応既に開発されているようです。
「これは風力発電です!」、といえば、遊園地ですら国からの補助金が出やすくなるかもしれません。中国の地方政府等で、「町のシンボル」として、「エコのシンボル」として導入されたりしてもおかしくない・・、ですよね。
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