平壌郊外などの視察状況によると、今年のトウモロコシ作況について「訪朝した過去12年間で最悪。状況はかなり深刻だ」と指摘。
北朝鮮の年間収穫量は約250万トンで、豊作の年は300万トンに上るが、今年は150万トン以下にとどまる恐れがあると予測した。 金理事長によると、北朝鮮住民の70%が主食をトウモロコシに依存している。
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今年、大凶作の年となってしまうとさらに食糧難の状況は悪化することが予想されますが、この北朝鮮へトウモロコシの輸出を行っているのが、北朝鮮国境沿いの中国エリアの朝鮮族の人々です。トウモロコシを輸出する代わりに、鉄鉱石などを輸入しています。
8月の国境沿いエリアでの視察では、中国の北朝鮮国境沿いエリアは、見た限りは一面、トウモロコシ畑。
一面に広がる畑。
どこまでも広がる畑。
中国、というと、どうしても「乾いた大地」「水不足」「公害」「汚染」とか思い出しますが、普通に田畑が広がる風景というのもあるんですよね。
このエリアでは、凶作という情報は特になかったのですが、北朝鮮の食糧環境の下支えに貢献することになるのでしょうか。