2009年7月22日水曜日

プラズマディスプレイ生産ラインの購入はお買い得か?

合肥市の企業が、宮崎市にあった日立のプラズマディスプレイの生産ライン設備を購入した、というニュースがでています。

・・・買った会社はどのような会社なのでしょう。








「安徽鑫昊等离子显示器件有限公司」は設立間もない国有企業で、現在の従業員数は十数人、今後900人余りの従業員を抱える予定、と発表されており、会社のホームページも見当たりません。オフィスも工場が位置する開発区の委員会オフィスの一部であり、まだまだこれからの会社のようです。

合肥市は、フラットディスプレイパネルの川上産業チェーンの開発に大変積極的で、今後も関連の案件が目白押しのようです。

近いところでは、4月に長虹が四川での生産ラインを稼働させていますが、今年に入り、液晶テレビ陣営の勢いが増すにつれ、プラズマテレビの成長速度はかなり緩やかなものになってきています。

この20億元のお買いもの、はたして、市場でのプラズマ陣営巻き返しにつながるんでしょうか?

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