2009年6月18日木曜日

米線ブームが来る!

ブームが来る!、と断言しましたが、ブームが来そうな予感がしているのです。

「米線」(mixian)という食べ物をご存知でしょうか?

素麵を太くしたような感じ、というか、うどんをすっきりさせたもの、というべきでしょうか、もっとぬるっとした食感の麺です。

随、宋、明、それぞれの時代で姿を変えて伝えられてきた「米線」は、現在一般的に米粉にでんぷんなどを混ぜたもので、その量で歯ざわりを調整するようです。


この米線を使った料理はいろいろなパターンがありますが、もっとも有名なものは雲南省の「過橋米線」と呼ばれるもので「不吃过桥米线,不算到过云南」(過橋米線を食はずして、雲南に来たとはいえず)というほどに、雲南を代表する料理です。熱々の鶏のスープの中に、肉(ハム系)や野菜を放り込んで食べるスタイルは、結構楽しい感じです。この鶏ベースのスープは、癖もなく、また塩辛いでもなく、老若男女に支持される味ではないかと思います。





色とりどりの食材が並びます




それとは別に、最近都内・御徒町に「大連米線」ができました。この大連米線と中国にあるお店がどう関係があるのか、まだ良くわからないのですが、「食べたいな」と思ったときに、本当に食べられしまうのです。(※ビックコミック読者の皆様、6月5日号の答えはこのお店です)

便利な世の中ですね。

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