長春レポートの第三段です。
雑務団員のZさんがお伝えします。
長春、何が北京や上海と違うかというと、それは「物価」です。とにかく何でも安いです。
学生時代は、東京から長春に直接帰ることが多く、東京と比べて「安い!」と思っていましたが、中国国内を見て回る機会が増えると、中国国内の物価の差、長春の物価の安さを実感します。
まず「衣の編」
値段については北京、上海とあまり差はないですが、やはり女の子のファッショントレンドは、ここ数年吹き荒れた「韓国ブーム」から、「日本ブームに」乗り換えた感じで、時々、東京の渋谷にいるような錯覚を起こしてしまいます。
そして「食の編」
もちろん食事も安いです。10人ぐらいの友達達で、長春人気しゃぶしゃぶ店に行って、思い切り飲んで、食べても500元(約7000円)かかりませんでした。
続いて「住の編」
マンションの場合、北京の平均賃貸価格10,000元(14万円)/1㎡、上海の12,000元(17万円)に比べると、長春のマンション平均相場は4,000元(5.6万円)程度。これも安いです。
欧州スタイルな住宅も増えています。
また、続いて「足の編」
北京の初乗りタクシー料金は10元(140円)、その後1キロ2元(28円)で、上海の初乗り11元(154円)、その後1キロ2.1(29円)元です。長春の場合、何と初乗り5元(70円)、その後1キロ1.3元(18円)です。
最後に、「楽の編」
映画館のチケットは、北京、上海だと1人50~100元(700~1400円)ですが、長春は15~30元(210~420円)です。
これだけ何でも「安い」「安い」というからには、裏返せば、長春の平均収入も低い、わけです。
大学新卒の初任給は1,000元(14,000円)前後です。国有企業なら、もう少し多くなります。ある友人は某韓国大手電機メーカー長春支社に勤めていますが、中間管理職で月給は5,000元(7万円)。同じポジションの北京社員だったら、その倍はもらっているでしょう。
長春で、本当にお買い得なものって、何でしょうね?
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